"システム障害はなぜ二度起きたか"を読んで
- 作者: 日経コンピュータ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/07/28
- メディア: 単行本
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第一章の「検証、混迷の十日間」は胃が痛くなった。
この間、障害で休日に招集されたばかりなので
システム担当者に自分が重なる。
全体のシステム概要がどんな風にできているのかわからないが
勘定系システムが20年以上刷新されずプログラムの全体は1億行を超えると書かれていた。
こうして、必要なIT投資を見送りシステムの「ブラックボックス化」が進んだ。
根本原因は経営の失敗そのものである。
経営陣のIT軽視、IT理解不足とか書かれています。
この問題は今に始まったことではないのだと自分は思う。
経営者がIT投資へ積極的でない場合、
現場で働くシステム担当者がすべき対応策って何だろう。