”ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング”を読んで

エディー・ジョーンズのワードセンスはピカイチだ。例えば、「ミス」という言葉の持つネガティブさ、ミスをした人に負わせる罪悪感のイメージ、言葉の呪縛から「ハプニング」や「アクシデント」という言葉の方が適切であると訴えている点。ポジティブだな〜と感心する。その他にも「欠点は、一つの条件にすぎない」と言うのも良い。欠点を欠点と捉えるのか、欠点はただの条件と捉えるのかで大きな分かれ道になるとか。とても響く。ちなみに、この「条件」として物事を捉える考え方は本当に重要だと思う。常々仕事をしていて「承認」を得るために儀式的なレビューをして、この儀式を通過した上で得る「承認」って何の意味もない。自分はこういう形式的な承認作業を是としないので、承認を得る「条件」を満たすために何をすれば良いかを考えて物事に取り組むべきだと思う。